税理士を変えるタイミングは?

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以前、建築設計事務所社長、IT系事業主兼大家さん、古物商、そして私の4名でランチミーティングをしたことがあります。場所は県内のおしゃれなカフェ。やや似つかわしくない零細企業経営者4人。話はGitHubから生コンの単価、家屋解体時の残置物、WEBでの広告やGoogle Analyticsの使い方など多岐に及び、盛り上がってはいないけれど興味深い時間をすごしました。

さてデザートに手をつけようとした時、IT系事業主兼大家さんの一言に全員が釘付けに!

「税理士を変えるタイミングって、どう思います?」

気がつくと残り3名全員が前のめりになっていました。「俺も知りたい」「いや、俺も」そんな感じで突然話が盛り上がり始め、4人全員が口々に税理士体験を語り始めたのです。中小企業経営者は、いつも税務や税理士との関わり方に悩んでいるわけですね。

弊社は顧問税理士ときわめて良好な関係にあるため、どちらかというと聞き役に回る場面が多かったのですが、みんなの不満はそれぞれバラバラ。

古物商曰く「なんか親切じゃないんですよね。リアルタイムでウチが今儲かってるかわからないし、教えてくれない」
建築事務所社長曰く「節税対策とか、あんまり積極的じゃないからなぁ。俺が言うまでやらないというか……」
IT系事業主兼大家曰く「助成金とかってあるじゃないですか? 社会保険労務士が本来の専門家だっていうのはわかりますが、税理士だって詳しいはず。なのにアドバイスもくれないんですよね。何とかならないのかな」

税理士さんについての、様々な要望や不信感が語られました。
どうして人は税理士についてモヤモヤした思いを抱くのでしょうか? それはおそらく、税理士の決め方が「なんとなく」だからだと思います。税理士事務所のプレゼンを聞いて納得して、その事務所と顧問契約を結んだ……なんていう経営者がどれくらいいるでしょうか? たぶんほぼゼロです。

当社も、税理士はたまたま見つけました。昔経営していたカフェに来てくれていた若者に「父が税理士ですよ」と紹介してもらったのです。だから、当初は疑心暗鬼。「しっかり節税を考えてくれているのか?」と悩み、専門家が書いている書籍やネットの記事から50件ほどの節税ポイント・手法を洗い出し、実際にやってくれているかを確認しました。

結果は1つを除いてすべてしっかりと押さえてくれており、それ以降信頼できるようになったのです。しかし「なんとなく」顧問契約をした税理士さんに納得がいくケースは、むしろ少数派かも知れません。

その点、今だったらオンラインでしっかりと業務内容を明記している税理士事務所があります。特にご自分の会社にあった特徴を持つ事務所をみつけてお任せできれば、かなり仕事が効率化するに違いありません。同輩諸志、よい税理士さんとの出会いをお祈りしています。

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