最近の出来事「ブローカーさん登場」

 

不動産の価格が高騰しているからでしょうか? 最近無免許業者さんが登場して、弊社とB開発さんが被害にあう事態が発生しましたので、ちょっとその顛末を書き残してみたいと思います。

かなり人気の高い古宇利島。弊社とB開発さんが取り扱う、いわゆる一般媒介物件(数社の不動産業者に仲介を任せる形態)でした。

見知らぬ携帯番号からの着信に出てみると(といっても、だいたいが見知らぬ番号からの着信ですが)、電話口の男性は名前を名乗り「私も不動産業界のものだが、古宇利島のSさんの物件広告を取り下げてほしい」と言います。失礼ながら適当にあしらって電話を切りました。

もし同業者であれば、そんな電話はしません。
仲介(媒介)契約は、売主様と各仲介業者が締結しているものであり、それ以外の業者は第三者ですから、契約を解除する権限はありません。

数日後、またまた電話がかかってきました。
「株式会社OのMと申しますが、以前にも警告しましたよね。古宇利島のSさんの物件広告を取り下げてください。この物件はうちでお客様をつけることになっていて、Sさんも合意されています。広告を取り下げないと大変なことになりますよ!」

そこで、尋ねてみました。
「御社は宅建業者(不動産業者)ですか?」
「いえ、違いますが、関連業者で不動産業の免許を持っているので問題ありません」

そ……それは問題あるのですが。
このあたりで思わず爆笑。「それではオーナーのSさんから連絡入れてもらってください」と返して電話を切りました。弊社の営業担当からオーナーのSさんに確認したところ、Sさんは「ふっ」と笑って「ブローカーさんは断りましたので、広告よろしくお願いします」とおっしゃったとか。

後で聞くと、B開発さんにも同様の迷惑電話がかかっていたようです。

もしかしたら、あなたの元にもブローカーさんがやってくるかも知れません。「この人シロウトくさいなぁ」と思ったら、宅建業の免許番号などを確認してみるとよいと思います。もしくは沖縄県の建築指導課に「こんな名前の業者はありますか?」と尋ねると教えてくれます。

無免許業者は保証もありませんし、法律の知識もありませんし、広告も出しませんし、依頼しても良いことがひとつもないと思うので、どうかご注意を。

(注)ブローカー……英語でrealestate brokerというと、れっきとした不動産業者さんをさします。しかし、日本語で不動産ブローカーというと、免許を持たないモグリの方々をさします。ブローカーさんの名刺には沖縄県知事や国土交通大臣の免許番号が入っていないので、いっぱつでわかります。また、彼らは「登記簿をあげる」などの独特の用語を使います。ちなみに免許業者はだいたい「登記簿を取る」といいます。なぜ「あげる」なのかは謎です。

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