昨年夏以降、元USJの森岡毅氏が立ち上げた株式会社刀を中心とする、株式会社ジャパンエンターテイメントが話題になっています。ジャパンエンターテイメントの社長は、やはり元USJの加藤健史氏。また、新会社設立にあたっては、株式会社ゆがふホールディングス、オリオンビール株式会社、株式会社リウボウなど県内企業や近鉄グループホールディングス株式会社が参加し、計画実現可能な体勢を整えていると評されています。
報道等によると、ジャパンエンターテイメントは2020年代前半でのパーク開業を目指しているそうですが、場所が確定したとの報道はありません。しかし、名護市の嵐山付近ではないかという噂が根強く、人によっては「ココで確定」との話も……。たしかに、このエリアにはオリオンビール株式会社が所有するゴルフ場があり、美ら海水族館への動線を押さえる好立地でもあります。
もしこの噂が正しければ、これまで動きにくかった今帰仁村東部の不動産が、活発に取引されることになるかも知れません。エリアでいえば呉我山、湧川、天底、玉城、上運天、渡喜仁など。特に湧川や呉我山は、オリオンビールの嵐山ゴルフ場に近いため、直接的な影響を受ける可能性もあります。実際、水面下では転売を見据えた土地買付も始まっており、静かな注目を集めている状況です。
というわけでこの計画、どちらかというと、名護の地価よりも今帰仁の地価に影響を与えそうな気がしています。