12月7日付けの沖縄タイムスに「住宅耐震診断の実施低調」という記事が掲載されていました。
この制度をざっくり説明すると、沖縄県内の住宅やアパートの簡易耐震診断について県と国が費用のかなりの部分を補助してくれる仕組み。1件あたりの費用は本来約10万円ですが、利用者負担が1万800円で住むように、行政が補助してくれます。なので、けっこうお得な制度といえるのです。
簡易診断ですから、主に建物外観からチェックする調査のようで、診断の結果より詳細な耐震診断が必要と判定される場合もあります。しかし専門家の目で建物を見てもらえる制度であるうえに、利用者負担が少ないことから、以前から気になっていた制度です。ぜひ、受けてみてはいかがでしょうか?
沖縄タイムスによれば、
補助対象は個人の住宅またはアパートで、延べ床面積は300平方メートル以下。鉄筋コンクリート造りと鉄骨造りは3階建て以下、補強コンクリートブロック造りは2階建て以下となっている。いずれも1981年5月以前の旧耐震基準で建てられた物件が対象で、簡易耐震診断を受ける際には証明書類が必要となる。
とのこと。
詳しくは、沖縄県建築設計サポートセンター(電話:098-879-1020)まで。